(熊野速玉大社から） ７．２４（土） 阿須賀神社 新宮から、世界遺産の構成資産になっている 阿須賀神社へ立ち寄る。

華やかな新宮とは違って、 静かで落ち着いた佇まい。

拝殿 背後が蓬莱山。徐福伝説がある。

祭神は事解男（コトサガオ）命、他は熊野大神。 熊野権現は初め神倉山に降り、 次に阿須賀の森に移ったとされる。 新宮が、初めて書物に出たのは熊野神邑で、 それは阿須賀神社の古名とのこと。 それで冒頭、熊野新宮とある。 こっちが元祖新宮なのかもしれない。

参拝 今日は念願の熊野三山。 どれも広く大きく華やかで、見て楽しく、 また、いろいろ想像できて、とても良かった。 日本の伝統文化の一端に触れることができた。 一方、どこにでもあるような、こんな静かな神社も 落ち着いて、心休まる感じがする。

境内に生い茂る。 何の木だろうか。 境内や背後の蓬莱山からは、 弥生や古墳時代の遺跡が発掘されている。 とても古い歴史のあるところだ。 アスカは朝鮮語で安住地という説がある。 大和や河内の飛鳥より、 こっちの方が古いらしい。

阿須賀神社から、道に迷って行き止まると、 熊野川だった。 もう疲れ果てて、新宮城はパス。 今日は朝早くから目まぐるしく行動し、 宿を予約するのを忘れていた。 あちこち電話するも、 例によってどこも空いていない。 さしより、熊野川を越え、熊野市へ向かう。

道すがら宿を探しながら、Ｒ４２を行くと、 七里御浜あたりの道沿いに、民宿はまの家とあった。 ちょっと通り過ぎて、電話すると空いていた。 素泊まり４千円。泊まることにした。 風呂に浸かり、近くのスーパーで買った 惣菜とビールで夕食とした。 【花の窟神社へ】