(熊野本宮大社から)


7.24(土)

神倉神社



熊野本宮から、熊野川沿いの国道を

新宮市へ戻る。


新宮へ行く途中、神倉神社に立ち寄る。


御祭神は高倉下命


記紀によると、東征中の熊野で、

熊または悪神により、神武が倒れた。


高倉下が、剣(布都御魂)をもたらすと、

神武が覚醒。


高倉下は神武のピンチを救ったらしい。


物部氏の祖、ニギハヤヒの子とされ、

剣は石上神社に祀られている。


ここでは、熊野三党の祖とされる。



神倉神社は、熊野大神が降り立った地であり、

新宮の摂社となっている。



鳥居をくぐると、

参道の石段は、まるで岩登りのように急だった。

源頼朝が造ったらしい。



神域に着いたようだ。

大きな一枚岩が出てきた。



着いた!

この岩が御神体というわけだ。



ゴトビキ岩


ゴトビキ岩が男性の、那智滝が女性の

シンボルで、新宮の速玉神と、那智の夫須美神は

夫婦との説もある。


それじゃ、本宮の家都御子神はその子で、

熊野三山は、ファミリーということか。



神倉神社から

新宮市と熊野灘、熊野川河口も見える。

いい眺めだ。



石段を慎重に下る。


毎年2月6日夜、日本最古の火祭り

御灯祭りが行われる。


この急石段を、松明を灯して駆け下るらしい。

つっこけて、怪我人続出では。



熊野速玉大社へ