2015.8.6〜9


8/6 (木)

ジェットスターのおかげで山行が広がった。

天気予報を睨みながらの
直前予約にもかかわらず、
格安なのがありがたい。

名古屋から特急しなので松本。
いつもの駅前スーパーホテルに泊る。

岡星、シジミ屋、蕎麦や、
調子に乗って何件もはしごしてしまった。



8/7 (金)

翌朝、二日酔い。

駅前のローソンでおにぎり6個買って、
4時45分発の電車に乗り込む。

新島々からはバスが連結している。
釜トンネルを抜け、上高地に到着。


何回来てもいいとこだ。

山も川も草木も空気も清々しく美しい。

特に早朝の幽玄なる雰囲気は格別だ。

かっぱ橋のちょっと手前のベンチで、
穂高を見ながら朝食とする。

おにぎり3個食べる。 


 
7時過ぎにかっぱ橋を出発

上高地の流れ

梓川は犀川となり、信濃川となって、

新潟から日本海へ注ぐ。


明神を過ぎて、明神岳を眺める。

明神、徳沢、横尾と続く、
気持ちの良い散策路を行く。


慣れたこの道、上りで使うのは
初めてらしい。

これまで、槍から、蝶から、
専ら下山道だった。


 
明神岳をクローズアップ

本日晴天なり。

山腹に雪渓が見える。

奥又白の池はどのあたりか。


 
9時横尾着。大勢の人で賑わっている。

水を2L汲む。

吊橋を渡って涸沢へと向かう。 


 
左に屏風岩が見えてきた。 


 
ゴツイ。

日本のエル・キャピタンか。


 
渡渉ポイント、本谷橋着


 
ジャブジャブ山水を頭から浴びる。


冷テ〜。雪渓を感じさせる。

手を長くは浸けておられない。 



沢を渡ってようやく山道らしくなった。

木間に珍峰が顔を出す。 


涸沢が近くなった。

涸沢岳、涸沢槍が見えてきた。

穂高岳山荘のコルも見える。


振り向くと、
屏風岩から入道雲が湧き上がる。

岩の酋長は、何を御怒りか。 


涸沢着。

テントの花が咲く。


 
前穂と奥穂の吊尾根

涸沢カールに大雪渓

今年は残雪が多いらしい。 


 
北穂を見上げる。

どこかのワンゲルだろうか、
学生らしき団体が下りてくる。


 
涸沢小屋着

隣のベンチで生ビールを傾けている。

ぐっと堪え、コカコーラで渇きを癒す。


これからまだ上りがある。

ここは我慢のしどころだ。

ここで昼食とし、おにぎり3個食べる。


 
涸沢小屋で大休止して出発。

行く手に涸沢岳が迫ってくる。


 
前穂北尾根

ゴジラの背中 


振り返ると、屏風岩の上に

蝶の尾根が見えてきた。


涸沢槍がますます尖ってきた。 


ザイテングラートを上る。

振り向けば、常念坊


ザイテングラートの花畑 


涸沢が遠くなってきた。

あの極道キャピタンが小さくなってきた。 


後方、晴れてきた。

東大天井、常念、蝶の稜線が明るい。


常念をアップ

左横は、横通岳


ハクサンイチゲと北穂


コバイケイソウと断裂雪渓


ゴジラの背中


穂高岳山荘に到着。まだ3時前。

もっとゆっくり来れば良かった。

仕方なく小屋前テラスで酒盛りを始めた。

周辺の方々と山談義。山の話は尽きない。


小屋食をいただき、部屋へ戻ってすぐ寝る。

今日は二人で布団一枚と脅されたが、

客はそれほどでもなく、一人で布団一枚、

ラッキーだった。

 【三日目へ】