御嶽
(おんたけ) 
 
 平成19年10月15日 
 ☆交通 : 新宿<NB>中津川<RC>田ノ原
   
  ★山道 : 田ノ原、王滝頂上、剣ヶ峰頂上、P  
  
 
 新宿発名古屋行きの夜行バスは、早朝、中津川に途中停車する。

 中津川には、24時間営業のレンタカー店がある。

 条件が揃い、ホテル軽ワゴンを利用した御岳、空木のはしごを計画。


 夜行バスでよく寝れず、上松あたりで仮眠しながら、軽ワゴンで御岳に向かう。

 田ノ原に着くと、真正面に大きく御岳が聳え、

 山道からは、秋空に中央アルプス、恵那山を見渡せた。

 信仰の山であり、道幅広く、至るところに宗教的なオブジェクトがある。

 山は秋。這松の緑にダケカンバの紅葉と白骨が良く映える。


 城のような石垣のある王滝に到着。

 さらに左に噴気孔を見ながら、宗教的な山道を剣ヶ峰へ向かう。

 山頂はガスで展望イマイチだったが、二ノ池の青緑が印象的だった。


 下って、御岳百草丸を入手、服用。なんだか胃腸の調子が良くなったようだ。


 木曽川沿いに中山道を北上し、道の駅日義木曽駒高原で、

 取りたての「ハナイグチ」を手に入れた。


 権兵衛峠を伊那へ抜け、久しぶりの駒ヶ根高原に到着。

 こぶしの湯に入り、きのこを洗って、池山林道を登山口へ向かうのだが、

 これが二度と行きたくない悪路で、パンクしないように慎重に運転し、

 やっとの思いで登山口の駐車場に着いた。


 辺りは真っ暗闇、しかも誰もいない。とても不気味である。

 それでも、ホテル軽ワゴンの寝床を整え、晩飯の仕度を始めると、

 テカリのときのように、山がガサガサしだした。また猿に違いない。

 しかたなく、狭い車内に鍋を持ち込んでの晩餐となった。なば汁に焼酎である。

 初めは不気味だったが、酔いが回り、だんだん楽しくなってきた。

 それにしても今回のなば汁は絶品である。旬のきのこは格別で、我ながら味付けも良く、

 鍋一杯作ってしまったのが、猿にやる分もなく平らげてしまった。


 酩酊して、それではおやすみなさい。であるが、なんと寒くなってきた。

 10月のホテル軽ワゴンは、下からしんしん冷えてきて、銀マットでは歯が立たない。

 ぶるぶる震えながら、しょうがないので暖房を入れた。

 暖かくはなったが、酔いが醒め、エンジンが気になって、なかなか寝付けない。

 うとうと寝たり起きたりを繰り返しながら朝になってしまった。


 (空木岳へ) 

 
 
   
 
 田ノ原から御岳
 
   広い山道、御嶽山
 
 
 樹間に中央アルプス、木曽駒ヶ岳
 
   秋空と中央アルプス
 
 
 恵那山が見える。
 
   岳樺の紅葉
 
 
 緑とダケカンバの黄葉
 
   緑とダケカンバの黄葉2
 
 
 小城のような王滝
 
   王滝の御岳神社
 
 
 噴気孔
 
   剣ヶ峰
 
 
 宗教的なオブジェクト
 
   頂上が近づいてきた。
 
 
 山頂から二ノ池、摩利支天
 
   山頂から
 
 
 山頂から
 
   二ノ池
 
 
 山頂柱
 
   田ノ原への下り ガスってきた。
 
 
 岳樺
 
   御岳振り返る。
 
 
 駐車場付近の紅葉1
 
    駐車場付近の紅葉2

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