常念岳（じょうねんだけ）		平成１９年９月８日〜１０日
☆交通　：　往き　：　新宿＜ムーンライト信州＞穂高＜バス＞有明荘 　　　　　　　 帰り　：　上高地＜タクシー＞松本＜中央線＞東京
★山道　：　１日目 ： 中房温泉、合戦尾根、燕岳、大天井岳、大天荘泊 　　　　　　　 ２日目 ： 大天井岳、常念岳、蝶槍、蝶ヶ岳ヒュッテ泊 　　　　　　　 ３日目 ： 蝶ヶ岳、長塀尾根、徳沢、上高地
例年の夏山遠征、今年は北アルプス。 　合戦尾根から大天井、常念、蝶を経て、長塀尾根を上高地へ下るコースに決定。 　 　真夜中の新宿。山の人々で満員のムーンライト信州に乗車。 　夜行快速は初体験。寝台のようにベットは無いものの、車内が暗くなってみんな寝るものと 　思っていたが、一向に車内が暗くならない。どうやらずーと明るいらしい。 　諦めて隣の方と山話しをしていると、段々眠くなってきた。お休みなさい。 　   翌朝、穂高で下車。バスで有明荘へ行き、ここに前泊している熊本組と合流。 　ＩさんもＭさんもお元気そうでなによりです。さあ出発。 　 　第一ベンチ、第二ベンチと休憩しながらゆっくり登ると、合戦小屋に到着。 　名物のスイカをいただく。なんとも美味い！疲れた体が、冷たい水分と甘い糖分で癒される。 　燕山荘に荷を置いて、燕岳をピストン。あいにくのガスで見晴しは利かないものの、 　花崗岩の芸術が見事で、雷鳥も迎えてくれた。 　燕山荘に戻り、名物のワインを頂く。 　山上のワインは、なんとなく洒落た感じがして、しかも美味い。 　 　曇りの縦走路を延々と歩き、大天井岳着。残念ながら真っ白で何も見えない。 　今日の宿、大天荘に到着。生ビールで乾杯。 　翌朝、快晴である。 　東方に、富士、南アルプス、八ヶ岳がはっきり見える。 　そして、西方には、懐かしの槍穂が、モルゲンロートを浴びて横たわっている。 　あの稜線の縦走を、昨日のように思い出すことができるが、 　いつの間にか、もう１７年前のことである。 　そのせいで山が病みつきになり、この大観に恵まれているのもそのおかげである。 　大天荘を出発すると、早くも槍穂にガスが掛かってきた。 　やはり山は早朝に限る。早起きは三文の徳である。 　いつもは寝起きが悪い方なのだが、なぜか山では寝起きが良い。 　常念小屋前で昼食とし、常念の急坂に掛かる。結構きつい。写真休憩をしながら登頂。 　こっちの稜線も雲が湧いてきた。先を急ぎ、蝶槍を経て、蝶ヶ岳ヒュッテ着、宿泊。 　三日目は今にも降り出しそうな曇天。 　それでも南方は高曇りで、瞑想の丘から乗鞍、御岳の２大巨頭を眺めることができた。 　長塀尾根を徳沢へ延々と下り、懐かしの明神荘。生ビールとぶどう酒で乾杯。 　上高地アルプス山荘で風呂にありつく。まさに生き返る感じで、なんとも気持ち良い。 　タクシーで松本へ行き、反省会後、熊本組と分かれ、あずさで帰京。 　久々だったが、やっぱり北アルプスは最高だ。
ムーンライト信州		燕岳　イルカ岩
燕　ガスが一瞬晴れる。		燕の花崗岩と師匠のＩさん
燕の花崗岩		登山道に雷鳥現る。
燕山荘		大天井への縦走路　表銀座
大天井への上りから縦走路を振り返る。		大天井頂上　ホワイトアウト
翌朝快晴。遠く左から富士、甲斐駒、北岳		モルゲンロートを浴びる槍穂
これから向かう常念　遠く南アルプス、富士		頂上から槍穂
槍		北方、昨日の縦走路、奥に鹿島槍、白馬
奥に立山剣		水晶岳
鷲羽岳　懐かしい		遠く雲海上に八ヶ岳
穂高		槍
更に穂高		更に槍
１７年前に縦走した懐かしの槍穂　（前穂、奥穂、北穂、大キレット、南、大喰、槍）
雲海		北方は、燕、針ノ木、鹿島槍など
大天荘と大天井山頂付近		手前は針ノ木から裏銀座、奥は立山剣
槍に早くもガスがかかってきた。		大天井岳と大天荘
水晶岳方面　早くもガス		これから向かう常念岳、蝶ヶ岳
穂高に雲かかる。		硫黄尾根が見える。
東大天井岳		常念
ガスが掛かる槍　北鎌尾根		早くも草紅葉
Ｉさんと浮雲		横通岳、常念岳　縦走路
横通岳から常念		振り向くと、大天井の先っぽが見える。
手前から東大天井の尾根、喜作新道、北鎌		常念　鞍部に常念小屋
常念小屋		下ってきた横通岳
槍のガスが取れた		常念頂上へもう少し
常念頂上から蝶へ　雲湧く縦走路		雲が崖下から上がってくる。
常念岳振り返る。		又いつか常念岳
蝶槍		安曇野　下界は良い天気のようだ。
紅葉始め		３日目は雲
瞑想の丘から　曇りの穂高連峰		乗鞍、遠く御岳　朝焼け
長塀尾根から上高地へ下る。明神岳		雲の下に雲
蝶ヶ岳ヒュッテさようなら。		蝶ヶ岳から穂高連峰
大キレット　槍は雲の中		妖精の池　どこが妖精なのだろうか。
徳沢到着　Ｍくんと徳沢園		懐かしの明神池

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