後方羊蹄山(しりべしやま) 
 
 平成19年7月13日 
 ☆交通 : 倶知安<RC>登山口 ★ <RC>京極温泉、札幌 
  
 ★山道 : 倶知安コース : 比羅夫、頂上、火口周回、比羅夫  
 
 

 (幌尻岳から)


 翌日は移動日。雨の登別温泉で幌尻の疲れを癒す。

 登別駅で、明日の札幌発稚内行きの寝台列車を予約。

 なんと最後の2席とのことだった。ぎりぎりセーフ。

 室蘭の宇宙岬を見学し、倶知安の「鳥松」で至福の晩餐を迎える。


 倶知安駅前のビジネスホテルを3時半に出発し、夜明けとともに登山開始。

 今にも降り出しそうな曇天の薄暗い山道をひたすら登る。

 コニーデタイプの火山にしては、植物が生い茂り、9合目から頂上直下にかけて、

 ガスで見通しは無いものの、朝露の花盛り。

 シマリスが何度も現れ、人に馴れているのかいないのか、逃げもせずどこかへ誘う様子。

 頂上噴火口まで来てようやく火山らしいザレ場になると、ガスが流れ、徐々に明るくなり、

 なんと太陽ギラギラの大快晴となった。


 上空には雲一つ無く足元には大雲海が広がっている。

 これほど360度ギッシリ雲の海は見たことがない。大海原の孤島、羊蹄噴火口を一周し、

 避難小屋経由で、富士型火山とは思えぬ濃厚なお花畑に見とれつつ下山。

 下界は変わらぬ曇天で、山上のギラギラが嘘のようだ。


 京極温泉で汗を流し、中山峠を越えて札幌到着。

 車を返し、荷物を駅のロッカーに預け、すすきの「磯金」で北のさかなを満喫。

 B寝台、普通車、お座敷車を連結した、限定夜行特急「はなたび利尻号」で稚内へ向かう。


 (利尻岳へ)


 
   
 
 曇天 ニセコは雲のサンドイッチ
 
   暗い林床にクルマユリ
 
 
 チシマフウロ?
 
   花畑
 
 
 オダマキ 露に濡れる
 
   ?
 
 
 シラネアオイ
 
   ナナカマド
 
 
 エゾノマルバシモツケ
 
   矮小木の褥1(ゴゼンタチバナなど)
 
 
 矮小木の褥2
 
   矮小木の褥3(コケモモなど)
 
 
 矮小木の褥4(エゾノツガザクラなど)
 
   エゾシマリス
 
 
 ウコンウツギ
 
   イワブクロ 沢山咲いていた。
 
 
 タカネオミナエシ
 
   火口縁 明るくなってきた。
 
 
 雲海広がる。
 
   大雲海
 
 
 噴火口
 
   噴火口内側壁
 
 
 噴火口縁の道 雲海
 
   奥に山頂
 
 
 到着!
 
   山頂振り返る。
 
 
 こちら側も同じく大雲海
 
   火口縁の岩
 
 
 火口西側 雲が上がってきた。
 
   ウラジロナナカマドの緑が眼に染み入る
 
 
 チシマチドリ?
 
   風路と百合 
 
 
 お花畑
 
   お花畑 奥はエゾカンゾウが群生
 
 
 群生するエゾカンゾウ
 
   下りもやっぱりニセコはサンドイッチ
 
 
 オガラバナ
 
   ガスの森
 

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