幌尻岳
(ぽろしりだけ)
  
 平成19年7月11日 
 ☆交通 : 千歳空港<RC>登山口 ★ <RC>富川泊<RC>登別、室蘭、倶知安 
  
 ★山道 : 登山口、林道、渡渉、幌尻山荘泊、頂上、戸蔦別岳、周回 
  
  
 
  昨年に引き続き、北海道ぐるぐるパート2。


 千歳空港で車を借り、富川のハッピーワンでガスボンベを仕入れ、

 平取町振内から林道を走り、登山口から更に林道を延々と歩き、沢沿いの山道に入る。


 徒渉用に地下足袋とわらじを準備してきた。

 わらじのグリップは素晴らしく、ジャブジャブ沢渡りが楽しくなる。

 途中咲いていたハナシノブをワンショット。


 幌尻山荘に着くと、まずは寝床をキープ。

 晩飯は、隊長特製ゆで卵、煮しめにワインと焼酎、最後にカレー。

 (山荘は素泊まり要予約。今年は4月2日からの予約受付で、4月6日には満員〆切。

 キャンセル待ちで運良く、7月上旬に予約できた。)


 朝3時半起床、朝食は味噌汁ぶっかけねこまんま。うまい。

 4時半に出発、森の急登が続くと日高主脈が見てきた。

 命の水を過ぎて、北カールの鍋縁に取り付けば、

 季節は今、白、黄、紫、赤等、ぎっしりお花畑である。


 カールの縁をぐるっと回って、頂上到着。

 先着の夫婦は、ここで百名山を共に達成され、誰か来るのを待っていたとのこと。

 自作の記念フラッグが誇らしげに揺れるスペシャルショットを撮ってさしあげた。


 今日も快晴、雲海広がり、日高山脈の奥に十勝連山、大雪山が見え、

 その左の雲海に、ひょっこり夕張岳が浮いている。

 登ってきた反対側は、これまた広大な東カールで、まさに羆の遊び場といった感じだ。

 
 下りは、七つ沼、戸蔦別岳への周回コースを選択。

 日高山脈を実感できるが、かなりの難路で時間がかかり、這松こぎ、膝に響く急降下、

 獣の大きな糞にたじろぎ、とどめに道不明の沢下り。パンツいっちょに地下足袋で臨むも、

 わらじは小屋に置いてきて、滑って川に落ち、ずぶ濡れになってしまった。

 祝子川上流の三里河原が思い出される。

 ようやく山荘に戻り、わらじを着け、登山口まで足早に戻ったときは、既に夕方だった。


 その日は富川の民宿に素泊まり。

 民宿前の異様な雰囲気の居酒屋は、意外な穴場で、旬の北寄貝を堪能した。


 (後方羊蹄山へ)


 
 
   
 沢道のハナシノブ
 
   早朝の林床にツマトリソウ?
 
 
 日高主脈が見えてきた。
 
   振り向けば、谷は額平川
 
 
 戸蔦別岳か
 
   イソツツジ
 
 
 北の這松 まつぼっくり
 
   岩陰にエゾツツジ
 
 
 北カール
 
   北カール奥部
 
 
 エゾフウロ?
 
   ミヤマアズマギク
 
 
 戸蔦別岳
 
   チングルマ
 
 
 エゾコザクラ
 
   ハクサンイチゲ
 
 
 ゴシキシャクナゲ
 
   ハクサンイチゲ 合唱
 
 
 ハクサンイチゲ 主張
 
   戸蔦別岳
 
 
 北カール縁の花畑 残雪
 
   エゾノツガザクラとアオノツガザクラ
 
 
 ナガバツガザクラ?
 
   北カールから戸蔦別
 
 
 ミヤマアズマギク
 
   ?
 
 
 つぼみ エゾツツジ?
 
   ?
 
 
 ?
 
   チングルマ
 
 
 チングルマ集落 幌尻岳
 
   北カール上方から戸蔦別
 
 
 タカネオミナエシ
 
   雲海に夕張岳が浮かんでいる。
 
 
 上方から北カール縁の来た道
 
   山頂へ
 
 
 ハクサンイチゲ
 
   山頂か北方の日高主脈
 
 
 ぐるっと回って北カール
 
   幌尻岳山頂 東カール側
 
 
 東カール
 
   幌尻から戸蔦別へ
 
 
 幌尻 東カール
 
   戸蔦別 七つ沼
 
 
 幌尻から急降下 這松
 
   途中のエゾツツジ
 
 
 幌尻の北東張り出しの割れ目に残雪
 
   花畑と七つ沼
 
 
 日高山脈南方 下は七つ沼
 
   幌尻の巨体
 
 
 戸蔦別頂上付近 花いろいろ
 
   戸蔦別頂上から日高主脈北方
 
 
 雲海
 
   日高主脈の登山道
 
 
 ?
 
  徒渉繰り返す額平川に滝 
 

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