奥白根山(おくしらねさん)
  
 平成18年10月9日 
  ☆交通 : 加羅倉館 <RC> 丸沼高原 <RW> 山頂駅 ★ 

        <RW、RC> 湯元温泉、いろは坂、足尾、高崎 <高崎線> 上野 
  ★山道 : 山頂駅、山頂、五色沼、弥陀ヶ池、山頂駅  
  
 
 (皇海山から)
 
 加羅倉館で朝食をいただき、白根山へ向けて出発。

 丸沼高原でロープウエイに乗り、山頂駅から登り始める。


 昨日、皇海は暴風で雪まで降ったが、北アルプスでは遭難が相次いだとのことだ。

 秋、山は急変する。気をつけなければならない。


 今日は一変して快晴。

 10月上旬にして山は雪化粧で、青空をバックに樹氷がキラキラ輝く。

 森林帯を抜けると山々が見えてきた。白根の山肌は凍てついている。

 皇海も見えるが、隣の錫ヶ岳の方が立派である。

 昨日の嵐が、空中の塵を吹き飛ばしてくれたのだろう。

 皇海の向こうに、遠く富士がくっきり聳えている。


 山頂周辺は意外にも大小の火口がいくつもあった。激しい火山活動だったに違いない。

 頂上は360度の大観。暫し眺望と地図を睨めっこ。山岳同定の楽しい一時である。

 筑波山が予想外に大きく見える。


 五色沼に下る。山頂からエメラルドグリーンに見えた湖水は、近づくと透明で、

 沼周辺はキャンプしたくなるような、気持ちの良いところだった。


 嵐の後の青空に、白根の冠雪、シラビソの緑、落葉松もみじ、色彩の対比が見事である。


 下山し、日光湯元温泉の白濁の名湯に浸かり、渋滞の戦場ヶ原、いろは坂を通り、

 渡良瀬川沿いの足尾の銅山街道を伊勢崎へ抜け、高崎に着いたときは真っ暗であった。

 
 
  
 
 登山道の樹氷
 
   奥白根に初冠雪
 
 
 凍てつく山肌
 
   嵐後の快晴
 
 
 錫ヶ岳、左奥に皇海、その奥に富士
 
   山頂
 
 
 山頂から五色沼、太郎、女峰、大真名子
 
   山頂から男体山、中禅寺湖、その奥に筑波山
 
 
 五色沼 湖水は透明
 
   黄葉の落葉松と日光白根
 
 
 弥陀ヶ池
 
   自然の庭園
 
 
 日光白根に初冠雪
 
   日光白根に筋雲
 
 
 武尊山
 
   日光白根 山頂駅から
 

戻る