魚沼駒ケ岳(うおぬまこまがたけ)
  
 平成18年9月9日 
 ☆交通 : 東京 <新幹線> 越後湯沢 <RC> 枝折峠   
 ★山道 : 枝折峠、道行山、駒ノ小屋、頂上、駒ノ小屋泊  
 


 昨年雨で断念した魚沼駒ケ岳のリベンジと、山深き日本のチベット平ヶ岳に挑む。

 
 それまで雨だった上越新幹線の車窓は、国境を越えたとたん、眩しいばかりの青空である。

 上州と越後は今でも違う国だろう。気候がまるで違う。


 レンタカーで昨年来の枝折峠。駐車場は満杯、最後の一台、ギリギリ滑り込んだ。

 さあ行くぞ越後の駒ケ岳。しかし今日はなんて暑さだ。歩くたびに汗が滴り落ちる。

 暑くて何回も休憩しながら歩く。だんだん高山の風景になってくると、暑さも和らいできた。

 9月だというのに山襞には残雪が多く、冬の豪雪を感じさせる。

 水の滴る道を登り切ると今日の宿、駒ノ小屋。望遠鏡の主人が迎えてくれる。

 雪渓から引いているのか水はジャブジャブ、嬉しい豊かさだ。


 荷をおいて山頂へ。頂には猿田彦の小さな銅像があった。

 展望雄大、魚沼三山の八海山と中ノ岳が呼んでいる。

 何としてもいつかは三山縦走しなければなるまい。

 八海山神社の住職は一日で三山巡るとのことだった。本当だろうか。物凄い健脚である。


 駒ノ小屋に戻り、酒盛り。茹でピーナッツを肴に、酒はもちろん八海山。山上の極楽である。

 夕暮れからトワイライトタイムは終わる美しさ。月はオレンジ色に輝いている。


 夜明け前から日の出は始まる美しさ。駒に有明の月。銀山平に朝霧。

 平ヶ岳がその名のとおり平らに横たわり、両脇に燧と至仏、尾瀬の山々が並ぶ。


 下山し、銀山平で温泉に入る。

 山深き奥只見湖沿いの道をグネグネ行って、ようやく清四郎小屋に着いた。

 客は我々と釣りカップルの二組のみである。

 (平ヶ岳へ)


 
 
 駒ケ岳 見えてきた。
 
   駒の左奥に中
 
 
 道行山から駒ケ岳
 
   荒沢岳
 
 
 山襞に残雪
 
   残雪から残雪へ三段滝
 
 
 燧ケ岳が見える。
 
   頂上直下から駒ノ小屋を振り返る。
 
 
 頂上から荒沢、奥に燧。
 
   頂上に猿田彦像
 
 
 中ノ岳方面
 
   逆光のハ海山
 
 
 小屋前から頂上の雲光
 
   夕暮れ筋雲 荒沢岳
 
 
 トワイライトタイム 荒沢岳 銀山平
 
   日暮れ後 オレンジ色の月が出現
 
 
 月光
 
   夜明け前 右から至仏、平、燧
 
 
 山頂に有明の月
 
   夜明け前の銀山平に朝霧
 
 
 夜明け
 
   駒ノ小屋 頂上 有明の月
 
 
 日の出
 
   朝日浴びる駒ケ岳
 
 
 八海山
 
   巻機方面
 
 
 中ノ岳方面 至仏 平
 
   雪が削ったような岩壁
 
 
 遠ざかる駒
 
   ヤマアジサイ?
 

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