羅臼岳
(らうすだけ) 
 
 平成18年8月24日 
 ☆交通 : ウトロ <RC> 岩尾別温泉 ★ <RC> 網走泊

        翌日、能取湖、サロマ湖、網走湖観光、女満別空港 <飛行機> 羽田  
 
 ★山道 : 岩尾別温泉、頂上、P 
 
 
 
 (斜里岳から)

 グルグルの旅、最後の山は、知床の羅臼岳。

 ついに朝から快晴。北の青空は、清く澄んで、胸がすくようである。

 岩尾別温泉に駐車し、木下小屋から上り始める。

 しばらく行くと、この先熊多発注意の看板。ん〜行くしかない。

 この辺りは蟻が多く、羆がよく食べに来るとのこと。蟻ではなく人を?

 恐ろし恐ろし、こういうところは、ささっと過ぎ去るに限る。
 
 
 振り向けば海が見えてきた。これがオホーツク海である。

 初めての北の海は、遠目のためか真水のようで、潮の香りや塩のべたつきが感じられない。

  途中、平坦な極楽平で休憩。このネーミングは熊に食われてあの世行きということか。


 大沢を登っていくと、なんとガス。真っ白になった。ガックリ。

 しかし、辺りは花畑。気を持ち直して、花見登山。高嶺唐打草の大群落がお見事。

 羅臼平、羆対策のフードロッカーがある。キャンプする人もいるのだろうが、ちょっと遠慮したい。


 岩清水がうまい。岩清水辺りは、苔桃など矮小木の褥。

 岩稜帯になると明るくなってきた。頂上直前、風とともに雲が流れ、再び青空となる。

 頂上は快晴。グルグルの旅、最後の山でこんな天気に巡り会うとは、神様の粋な計らいである。

 オホーツク海、知床の山並み、根室海峡方面は分厚い雲海。

 雲海と層雲の間に国後島が浮いている。

 シンプルで澄んだ知床の風景に大感激。槍穂、尾瀬以来の大興奮である。


 写真を取りまくって下山。岩尾別温泉、ホテル地の涯で山の汗を流す。

 網走に向かう車道から知床五岳が見える。今度は縦走したいものだ。

 更に森に覆われた海別岳、畑の向こうに斜里の裾野が美しく流れる。


 網走の宿は、車から見えた川沿いのビジネスホテル。

 ホテルで教えてもらった炉端には、大きなホッケがいくつも吊るしてある。北の幸を堪能。


 翌日は、観光。網走刑務所、能取湖、能取岬、サロマ湖、ホタテ丼、網走湖畔温泉。


 夢のような北の山旅も、名残惜しけれど、ついに終了。女満別空港から帰京。


 
 
 
 朝の知床半島
 
   オホーツク海が見えてきた。
 
 
 遠くに硫黄山
 
   気持ち良いトンネル登山道
 
 
 滝雲かかる。暗雲か?
 
   極楽平辺り
 
 
 千島雲間草
 
   岩桔梗
 
 
 雲間に国後島
 
   知床五湖方面
 
 
 根室海峡方面は雲海
 
   オホーツク海
 
 
 知床半島に雲がかかる。奥に斜里
 
   頂上から硫黄山方面
 
 
 頂上直下から硫黄山方面
 
   羅臼岳
 
 
 矮小木の褥
 
   羅臼平から羅臼岳
 
 
 三ツ峰
 
   山斜面と国後島爺爺岳(幻の日本百名山か)
 
 
 岩袋の類?
 
   旨そうな黒豆の木
 
 
 大沢の谷間からオホーツク海
 
   高嶺唐打草
 
 
 岩桔梗
 
   エゾツツジ
 
 
 蝦夷姫鍬形?
 
   這弟切?
 
 
  蝦夷姫鍬形?
 
   信濃金梅?
 
 
 枝間に羅臼岳
 
   知床五岳
 
 
 海別岳
 
   北の海 雲 船
 
 
 草原の気持良い能取岬
 
   展望台から広いサロマ湖
 

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