2017.12.2


今年の納会登山は、宗像四塚にきまり。


早朝、新幹線など乗り継いで、

8時前には教育大前駅に到着。


駅から縦走開始。

全然知らない山だったが、地元では有名らしく、

駐車場は一杯だった。



一つ目の城山着

369m。

久しぶりに麻雀したくなる数字?

誰かの車のナンバー?



しろやまではなく、じょうやま。

むかし宗像氏の城があったらしい。



 
気持ちの良い山道、Kさん。

カシ、シイの類が多い。


二つ目の金山に上り、

三つ目の孔大寺山(こだいしやま)で早い昼食とした。

連山最高峰、499m。 ちょうど小岱山ぐらいだ。



湯川山を上る途中、マテバシイの大群生。

こんなの初めて。



最後の湯川山山頂に到着。 

向こうは玄界灘、潮の香り。


地島(じのしま)と大島が見える。


遠くにうっすら私の島も見えていた。



途中、宗像氏貞の墓にまいって下山。

バス停から眺める湯川山


ここから神湊までタクシーを呼んだ。



さあ、山のあとは海。 大島へ出航!



海上から、さっき歩いた宗像四塚が見える。

連山は、海に向かって大きくなっている。



大島に着くと、宿から迎えが来ていた。

宿は港からちょっと離れたふじ島。

Kさんが予約してくれた。


風呂に入ってさっそく忘年会。


 
玄界灘の御馳走が並ぶ。くわ〜見るからに美味そうだ!

宗像の地酒も一本注文した。


みなさま、今年もいろいろ楽しい登山をありがとう。

来年もよろしく!



翌日、朝から御馳走をいただき、チェックアウト。

おかみさん大変お世話になりました。

沖津宮遥拝所まで送ってくれた。



さて、きょうは宗像三女神めぐり。

あらゆる道の最高神、道主貴(みちぬしのむち)


まずは長女の田心姫(タゴリヒメ)。

遠く沖ノ島にある沖津宮。 大島に遥拝所がある。


 
沖津宮遥拝所

遠くの海上に浮ぶタンカーのそのまた向こうに、

島が見えていた。



次は次女の湍津姫(タギツヒメ)


大島の港の近くの中津宮

とても静かで落ち着いた神社。天の川伝説もある。




大島さようなら。また来る日まで。

玄海の海の幸、歴史ロマン、とてもよかとこだった。



九州本土に上陸し、宗像神社、辺津宮へ向かう。


最後に三女の市杵島姫。


 
拝殿では結婚式があっていた。


全国六千余社ある宗像三女神を祀る神社の総社であり、

多くの参拝者で賑わっていた。


戦国時代焼失したが、

宗像氏貞が神殿を、小早川隆景が拝殿を再建した。



長女は遠く神秘的、次女は静かで落ち着き、三女は賑やか。

三女神に御参りし、今後の山道の安全が約束された。


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