北上川 (きたかみがわ)
東北だとこれが一番先に思い浮かぶ。昔は日高見川と呼ばれていた。
「火怨」、アテルイ読みました。
瑞穂の大和朝廷にとって、稲のできない北の大地に魅力はなかったのだろうが、
金が出たのがいけなかった。柵がどんどん日高見川を北上して行った。
このへんはアメリカ西部劇と似たようなものか。歴史は繰り返したのか。
歴史は勝者が書いたものであるが、開拓、ニューフロンティアといっても、
敗者からすれば、侵略、先祖代々の土地の強奪、とんでもないこっだ。
やわらかに柳あおめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに
匂い優しい白百合の♪〜 濡れているよな あの瞳
北上夜曲、あんまり上手くありませんが、たまに歌います。
いずれにせよ、東北の寂しさが滲み出る、素晴らしい川だ。