2014.9.13〜14



 今回、Yさん企画の 「坊ヶツルキャンプ&天狗ヶ城からの御来光」のおかげで、

 北千里の星月夜など、九重の魅力を再発見することができた。


 また、長者原まで九州横断バスを利用。

 下山後の楽しみも膨らみ、バス旅もなかなかいいもんだ。


 今年の夏は雨が多く、山人はみんなウズウズしていたに違いない。

 雨ヶ池を越えて眺める坊ヶツルには、予想以上にテントの花が咲いていた。




  夕方、坊ヶツルから大船。


  草上の酒宴を始めると、

  知らぬ間に、雲が去って

  青空が広がっていた。

   





 
 反対側の三俣の稜線。


 どんどん陽が落ちていく。


 雲がだんだん消えていく。

 明日の晴天は約束された。 



  今朝、庭で収穫してきた各種野菜を炒め、つまみとする。

  坊ヶツルでの山酒は最高だ。


  陽が落ちてくると、一気に冷え込み、フリースやダウンを着込む。


  酒が焼酎の湯割りに変る頃には、満天の星空となった。


  酩酊、熟睡。



  翌早朝、3時出発。

  外は意外と明るい、ライトもいらないくらいだ。

  天心に月が冴え渡り、大船の上にオリオン座が輝く。


  北千里ヶ浜に上がると、白砂が月光を反射し、真夜中とは思えない明るさとなった。

  ライトを消して、涼しくさやかな月影に浸る。青白く透明な別世界である。

  知らぬ間に道から逸れてしまった。


  久住別れに上がると、牧ノ戸方面からライトを点けて次々に上ってくる。


  天狗ヶ城到着。

  30人ぐらいか。山頂は既に賑わっている。目指す方角に向けて三脚が並んでいる。



   
 天狗ヶ城から夜明け前。


 東方の空が白んできた。


 大船と中岳。





 
 賑わう山頂。



 下界は雲海の下。 





 
 
 反対側の西方は、

 まだ、闇の中。



 星生、涌蓋山。





 
 天狗ヶ城直下の御池、

 その向こうに稲星山。


 ずっと向こうの雲海の

 上に、祖母山。 





 
 出た! 





 
 日の出だ。


 中岳山頂も

 賑わっているみたいだ。 





 
 だんだん、眩くなってきた。


 みんな何度もシャッターを

 切っている。
 





 
 
 反対側、モルゲンロート

 を浴びる九重山。


 ひょっこり高岳が見える。 





 
 
 三俣にも陽が当たってきた。


 遠くにうさぎの耳の由布岳。 





 
 
 陽が完全に出てしまった。


 日の出、日の入、

 始まりと終わり、

 美しさが際立つ

 トワイライトゾーンは

 終了した。
 





 
 
 天狗ヶ城を振り返る。


 快晴である。





 
 
 避難小屋で朝食とする。


 避難小屋前から、

 天狗ヶ城と御池。





 
 
 白口岳から鉾立峠へ下る。


 途中の三俣山。


 坊ヶツルにはテントの花。 





 
 
 一周して坊ヶツルに戻る。


 もう一泊したい気分だ。 





 
 
 テントをたたみ、坊ヶツル

 を後にする。


 三俣山と薄の坊ヶツル。





 
 
 薄を撮影中のYさん。 



  長者原に戻り、温泉に浸かって汗を流し、バスが来るまでの一時、

  偶然出会ったIさんも一緒に、おでんとビールで反省会となった。


  充実した大人の遠足でした。




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