2014.3.15


  正月三日の同窓会で、「趣味が一緒やん、ほんなら今度一緒に行こう!」の話が実現し、

  中学同窓のMちゃんと三池山を周回した。


  山名を見れば、紅顔の鼻たれ時代や青き学生時代が思い出される。なんとも感慨深き3文字である。

  学窓から、車窓から、堤防から、街のデパートから、いろんなとこから眺め、あたりまえにそこにあったが、

  このふるさとの山に登るのはどうやらはじめてのようだ。


  なぜ今まで登っていないのか不思議だ。

  もちろん年少の頃は、今みたいに山登りに興味はなかったが、それでも阿蘇や九重には登ったし、

  興味がそんなになくとも、学校や地域で登っていそうなもんだ。

  隣の小岱山には何度か登った記憶があるのにもかかわらず、臥龍梅は覚えているが、山頂は思い出せない。



 
大牟田駅に集合し、バスで三池中町。

そこからグルっと大牟田温泉まで歩く。

大牟田温泉?そんなのあんの?
「大牟田」と「温泉」、あまり似合わない文字
がドッキングして、なんだかちょっと奇妙な
組み合わせだ。


「三池宮」の鳥居を潜っていく。


快晴だ。

春のうららかな山里の風景が広がる。


   
  臥龍梅で有名な普光寺の下に紹運寺あり。

最近ちょっと歴オヤジ風だが、三池の藩祖
は、戦国の猛将高橋紹運であり、その次男
(立花直次)の子(立花種次)のとき三池藩
1万石の大名になっている。

なお、紹運の長男は、雷神立花道雪の養子
となり、秀吉から「その忠義剛勇鎮西一」と
いわれ、唐入りのとき清正から「日本軍第
一の勇将」といわれた、初代柳河藩主立花
宗茂である。
   
先週日曜日、どういうわけか急に臥龍梅が
見たくなって出かけた。

残念ながら満開は過ぎていたが、紹運寺な
ど、思いがけず三池の歴史に触れることが
できた。


縁のあるときはこういうものか、2週続けて
普光寺に来ることになった。



   
  大蛇のお出迎え
   
  三池の由来か?

大蛇山と関係あるのか?

それにしてもヒーローは蟹では?

なぜ蟹は祭の主役にならなかったのか?


まあ〜どげんでんよかばってん。 
   
  三池宮


お参りしていると、「毎月、1日と15日にお
神酒を振舞っています。遠慮なく云々」との
貼紙あり。

ん〜今日は15日ではないか。ラッキー!

しかし、どこにもそんな様子どころか人気も
ない。

思わせぶりな貼紙はやめましょう。
   
山頂着

Mちゃん
 
   
ちょっと腹が出てきた。
   
山頂を振り返る。


広々した、気持ちの良い山道だ。
   
  更に山頂を振り返る。
   
  山頂近くの広々した展望所で昼食タイム


今日のカップめんはリンガーハットのちゃん
ぽん。なかなか美味い。


食後のコーヒーも嬉しい。


なかなか開放的で良かとこではないか。

テントを張って、月見酒も良いだろう。
 
   
  山を下る。

半分禿げ山風。
   
  大牟田温泉「満月の湯」到着。

ツルツルすべすべな感じがして、予想外に良泉だ。

湯から上がって、早速、乾杯!

今日も幸せの方程式が成立

山+湯+酒=幸

嬉しい限りだ。 

  

 その後、同級のHくんに連絡すると昭和食堂で2次会となり、YちゃんやWちゃんも加わりプチ同窓会となりました。

 みなさま楽しい一時をありがとう!また逢う日まで。



 ふるさとの山に向かひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな



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