2013.9.14〜15


  よし山の会で大崩山に登る。

  3年前の悪天撤退のリベンジである。


  大崩は、祝子川の流れや岩と松の景観が素晴らしく、何度でも行きたい山の一つであり、

  山荘前や三里河原で泳いだ若き夏の日々が懐かしく思い出される。


  熊本からのアクセスは遠く、高千穂を経て日之影バイパスを一旦延岡へ出てから行くものだったが、

  道路整備が進んだらしく、大分側から山ん中のハイウエイを経て、更に尾根を越えて到着。

  うわさ通りこちらの方が少し早いようだ。


  少し歩いて、いつものベースキャンプ、大崩山荘に到着。

  久しぶりの祝子川に挨拶して、さっそく宴会の支度に取り掛かる。



  途中、竹田のスーパーで仕入れてきた鯵と蛸の刺盛
                                【写真提供Kさん】


山話などを楽しんでいると、隣の山人から、「こっちで一緒に飲もう」と誘われた。

地元延岡の方で、大崩に詳しく、焼酎を返杯し合いながら盛り上がっていると、満を持してか、おもむろにハーモニカを取り出した。

おっちゃんただものではなく、実は山のミスターハーモニカマンであった。披露したくて仕方がなったのかもしれない。

5歳から始めたというその腕(口?)前は、相当熟練されており、山の歌から民謡、歌謡曲までなんでもござれ。リクエストすればほぼはずすことなく、吹いてくる。♪〜

歌の名前を忘れて、こういうやつと鼻でフフフ〜ン♪〜とやれば、即吹いてくる。♪〜 ウワ〜相当なつわものではないか。恐れ入りました。
おかげで飲めや歌えやの大宴会となってしまった。


 翌朝、当然ながら二日酔い。しかも寝坊。

 みんなフラフラしながらの出発となった。

 
 

 昨年の豪雨のためか、道はやや荒れ気味。

 ルートを確認しながら慎重に進む。
                                【写真提供Kさん】
 
 久々のおっぱい岩に上がるが、残念ながら見晴らしはほとんどない。

 しかも台風の影響だろうか、風がとても強い。



 ガスのため、楽しみの和久塚群はパスすることにし、山頂を目指す。



 
 

 山頂着。                          【写真提供Yさん】

 少し明るくなってきた。

 道が荒れ気味でもあり、予定変更して来た道を下ることにした。


 
 
 中和久塚から上和久塚。

 ガスがとれてきた。



 
 

 中和久塚を見上げる。

 迫力ある岩峰だ。





 
 下和久塚に上がる。

 振り返ると中和久塚、正面に谷を越えて小積ダキ。
 ついに大崩の驚きの岩峰群が姿を現した。

 ここだった。
 一気に四半世紀遡り、初体験時の感動がよみがえる。

 
 

 感動の岩道は中和久まで続いている。

 撮影していると、強風で飛ばされそうになる。


 
 
 正面に小積ダキ。

 なんてゴツイ岩なんだろうか。


 
 

 途中の樹間から下和久。


 
 下りもやっぱり上がってしまうおっぱい岩


  
 

 おっぱい岩を横から見たところ


 
 おっぱい岩から下和久


 
 

 新しい祠の見晴らし台から下和久。

 岩に松が映える。


 
 袖ダキから下和久

 代表的な大崩の景観


 

 小積ダキ


 
 
 袖ダキあたりからおっぱい岩


 
 

大崩 下和久塚 初秋




  午後になるとガスが上がり、上りで諦めた大崩の景観を下りで十分堪能し、リベンジをバッチリ果たすことができた。

  山荘に戻り、荷を整えて下山。

  美人の湯で汗を流し、家に着いたのは夜の10時を過ぎていた。

  Kさん運転お世話になりました。皆さまお疲れさまでした。




  戻る