10月9日 雲仙に上る。


  雲仙は、海辺たの家から海を隔てて親しんだ山で、いろいろ思い出深く、

  霧島、瀬戸内海とともに日本初の国立公園であり、四季折々に美しく、

  豊かな温泉に恵まれ{もともと温泉(うんぜん)山}、

  噴火によって、なだらかな山容の一部が百数十メートル盛り上がり、

  特に大矢野辺りから眺めて、海面から千五百メートルせりあがる景観は素晴らしく、

  日本百名山と確信している。


 
  熊本港7時半発のオーシャンアローで島原港8時着

  9時、仁田峠から上り始める。

 
 
   
妙見岳に歩いて上るのは初めてのこと。
展望台から、妙見岳と国見岳
 
 
  鞍部を下った辺りから、国見岳
 
 
  
   
秩父宮登山碑から普賢岳山頂
 
  
  普賢岳から国見岳
妙見、国見、普賢はカルデラの一部らしい。 
 
 
山頂記念撮影

 
 
  普賢岳から平成新山
噴火して約20年、
新山はまだ噴気を上げている。  
 



 紅葉にはまだ早いが、秋晴れの気持ち良い山歩きを楽しんだ。 



 昼過ぎには下山し、学生時代何度か訪れた新湯共同浴場に行ってみると、

 まだやっていた。

 雲仙の温泉街にあって、入浴料100円、駐車場無料のありがたい温泉で、

 生湯の感触があり、湯から上がっても硫黄の匂いが体からぷんぷんしていた。


 午後2時前発の船に、最後の一台ギリギリセーフで滑り込み、

 予定よりずいぶん早く帰宅することができた。

 (ひょっとして奥様方には御迷惑?)


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