2011年 よし山の会の新春登山は大船。

 年末からの雪が山にはそのまま残っていて、
 九州に居ながら雪山を十分に堪能することができた。

 しかし、雪のため所要時間は通常の5割増しとなり、
 年末年始、酒浸りの体にはちょっとハードな山行となった。
  
 
ミルクロードは通行止め
久々のやまなみ城山から千枚田と阿蘇
往生岳が真っ白だ。
 
  やまなみハイウェイの途中から
雪原と九重
 
 
 
北海道ではありません。
阿蘇外輪の雪原から五岳
 
  9時半頃、岳麓寺から登り始める。
牧道を登り上がったところから 大船 快晴
  
 
こちらは尾根越しに黒岳 
一番高く見えるのが天狗
 
  
  振り返ると祖母傾 今日は山襞まで見える。
傾のずっと東方面に高山が見えていた。
四国かもしれない?
 
 
 大船の斜面スレスレに根子岳が見える。
 
   九州とは思えぬ雪深さかな
  
 
雪の山道

  
  降雪後、まだそんなに歩かれていない。
踏めばズブズブ沈んで落ち着く
 
 
青空に大木の枝ぶりが美しい。
入山公墓近く
 
  枯木と雪の山道
足跡の歩幅が合わない。
  
 
雪原の鳥居窪に到着、一休み。
腹が減った。パンを一つ、エネルギー補給。
二人組が引き返していった。
雪のため体力が厳しいとのことだ。
 
  でも山頂は、もう間近に見える。
鳥居窪から大船
 
 
 
 
雪深い
  
  ゆっくり一歩一歩進む。
  
 
雪で地面が上がり、木々が邪魔になる。
  
  見晴台から阿蘇の大観
 
 
祖母傾  傾と本谷の間に大崩もみえる。
 
 
  ようやく、山頂が迫ってきた。
ここまでなんと4時間以上かかっている。
 
  
大船山頂から九重共和国 中岳や星生は真っ白
    
 
山頂から三俣と坊ヶ釣
  
  段原 北大船 奥に平治も見える。
  
 
ウサギの耳二つも頂は真っ白
 
 
 
 
 
   
  山頂は風もあまりなく快適である。
もっと居たいが日が暮れては大変だ。
湯を沸かし、カップラーメンを食べ、
早々に下山にかかる。
20年以上愛用してきた軽量ガスストーブが
ついに壊れてしまった。
  
 
山頂から御池 ガチガチに凍っている。
今日は登りに時間がかかり、
楽しみにしていた氷上遊びはまた今度。
  
  ミヤマキリシマにドカ雪
今年の花はどうだろうか。
 
 
 
雪道 大分踏まれてきた。
   
  ドカ雪
 
 
まるで雪国
 
  日陰は段々暗くなってきた。
   
 
足跡の横にストック跡
 
  陽が当たると雪がきれいだ。
  
 
雪に埋もれている枯れ木
   
  雪と木陰のコントラスト
  
 
雪溜まり 寒い
 
  リョウブの枯れ枝が青空に映える。
 
 
 今日は一日、雪山登山を楽しむことができた。

 雪のため予想外に時間がかかり、楽しみの温泉も諦めた。

 帰路やまなみハイウエイで日が暮れ、家に着いたのは8時近くだった。
  

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