2020.3.14 都農神社



諸国一の宮など古社を訪ね、

記念に御朱印を頂くことにした。


記念すべき一の宮めぐりのスタートは、

日向の都農神社。


延岡から南下ルートは滅多に通ることがなく、

寄り道しながらドライブを楽しんだ。




都農ワイナリーに立ち寄る。

眺めがよく、日向灘が望まれた。





都農神社に到着。


車を下りると、御朱印帳を持った

同じような夫婦がおられた。


境内はとても広い。





祭神は大己貴命。


大国主命のことで、出雲大社と同じ神だ。

大国主命は大己貴命等、いろいろ名を変え、

全国いたるところで祀ってある。


天照大神に国を譲ったとされるが、

領土を他人へ簡単に譲るわけがなく、

ほとんどの場合が武力による服従だろう。


とすれば、大己貴命は征服された国の王で、

天照大神は征服した国の女王だろうか。

征服者が被征服者を祀るのは、何のためか。

鎮魂か、懐柔か。


出雲と同じ神を祀るのはなぜか。

大己貴命や大国主命は固有名詞ではなく、

被征服王を表す一般名詞で、

日向も出雲と同じように、

征服されたのだろうか。





戦国時代、大友と島津の戦乱により焼失。

江戸時代、筑前から移封された

高鍋藩秋月氏により再興。








蟇股には、神の使いの鼠が彫ってあった。

スサノオの火攻めから

大国主命を救ったらしい。


父が子を火攻め?

その父を摂社に祀る?


なんだかよくわからないが、

日向一の宮の大己貴命に参拝し、

記念に社務所で御朱印をいただいた。


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