2020.12.13 千栗八幡宮


與土日女神社のあと、

1日で肥前一宮を2社はしごした。


728創建の古社で、

宇佐神宮の五所八幡別宮。

(大分宮、千栗八幡宮、藤崎八幡宮、

 新田神社、鹿児島神宮)





石の鳥居、與止日女神社の鳥居に似ている。

1609年、鍋島直茂奉納。





奈良時代、養父郡司は壬生氏だった。

ちなみに三養基郡は、和名抄にある地名で、

三根(峯)郡、養父(夜不)郡、

基肄(霧)郡が、明治時代に合併した。

その三根郡に千栗(知利久)郷があった。





頭に正が付いている。鹿児島神宮みたいだ。

正ではない八幡様がいるのだろうか。









勝負坂を上る。146段。





拝殿




なんだか漫画チックな馬の像





扁額


ところでなぜチクリではなくチリクなのか。

宮司さんに聞いてみた。


一夜にして千本の栗が逆さに生えたとか、

栗の音読みのリツからきたものとか、

諸説あるらしいが、

どれもイマイチピンとこない。





摂社、武雄心命、武内宿禰のお父さんらしい。





摂社の変わった狛犬。



  

拝殿の中にも古そうな狛犬がいた。





展望所からの眺め。


まっすぐな道の向こうに

耳納山、高良山が見える。

筑後一宮と対峙している。

真ん前の古川が県境で、

目の前は福岡県久留米市だ。


昔は目の前を筑後川が流れており、

川港だったのかもしれない。

筑後川より北の当地が肥国というのは、

なんだか不思議な感じだ。


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