2021.2.21  西寒多神社



柞原八幡宮から、もう一つの豊後一の宮

西寒多神社へ向かう。



住宅地を迷いながら、ようやく到着。



神社の正門、禊川の万年橋を渡る。

なかなか立派なアーチ橋だ。


江戸時代、延岡藩寒田村の庄屋が発起し、

岡藩大野郡の石工によって完成した。



 
藤棚

藤が名物らしい。

今の季節は枯れ木。



立派なオガタマノキ


柞原の巨木とは違い、

こちらは手入れの行き届いた庭木。


隅々まで行き届いている。



 
由緒書


西は、サと読んだっけ?

地名は寒田(そうだ)で、社名は寒多(さむた)。

寒川(相模)や寒河江と関係ありか。


祭神は西寒多大神。

かっこ書きや横書きの神はどういう意味か。

いろいろ習合したのだろうか。


併せて、八幡一族が祀ってある。


43年、武内宿禰が本宮山山頂に、

宮殿を建立したのが起源らしい。


1408年、大内親世が山麓の寒田に遷宮した。



正統派の構え


社務所で御朱印をお願いすると、

西寒多神社と本宮神社の

どちらにしますかと尋ねられた。


本宮が何のことか判らず、

西寒多神社をお願いした。



気持ちの良い神楽殿



すっきり立派な拝殿。

やはり、掃除が行き届いている。

清潔感がある。



 
中もきれいだ。

西のマークが印象的。



校倉造りの神庫

気温や乾湿に対して自律作用があり、

宝物の保存に適するとのこと。



本宮登山口があったが、

片道2時間とのことで、あきらめた。



金幣



昔話に、真実はどのくらいあるのだろう。



 
厳島神社

清潔な白っぽい神社でも、厳島神社は赤い。

平氏は紅、源氏は白。



これは何の実?

鹿児島神社にもあった。



 
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はて?



川沿いの梅が満開だった。



豊後一の宮は、巨木の柞原、清々しい西寒多、

といった印象だった。


しかし、より印象的だったのは、

春の海と早吸日女だった。



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